OWL Design Office を取材！クライアント様に合わせた様々なテーマ提案が得意

代表の南田 翔子様インタビュー

今回、しょくばオフィス でお話を伺ったのは、石川県金沢市にあるオフィスに関わるデザイン・内装・オフィス家具をトータルでサポートしていただけるOWL Design Office の代表の南田 翔子さんです。

OWL Design Officeについて

── 早速ですが、はじめに御社について教えていただけますか？
はい。弊社では空間創造に関わる全てのモノの企画、デザイン、設計、製作、施工を行います。また、内装・外装・家具・什器・プロダクト・インテリアコーディネートなど、1点から1角のデザイン・設計・製作・施工のみのご依頼も承っております。

── 会議室に快適な家具だけお願いしたい場合でも、依頼は可能なのでしょうか？
はい、可能です。そういったご相談にも対応できるデザイナーが多数在籍していますので、幅広いジャンルのオーダー家具をデザインさせていただくことができます。

── 御社の強みを教えてください。（アピールするものがありましたら教えて下さい。）

各分野の発想を融合し、新しいデザインを提供させていただくこと、また、アルゴリズムを用いた最先端のデザインを生み出すことが弊社の強みと言えます。

クライアント様や引き渡した後に使用する人々の「あっ！」という気づきや、感動の鼓動をプレゼントすることができるように、細部にまで気を配り、どの角度からも絵になるように創造しております。

お客様へのデザイン提案や工夫されている点について

── お客様との関わりの中で特に大切にされていることはどんなことでしょうか。
私達は各国の建築物や造形物、インテリアデザイン、美術やカルチャーを現地で触れデザインを学んでいますので、ボヤっとしたイメージでも瞬時に明確化し体験を伝え、クライアント様の想像を掻き立て難しい不安な気持ちをモチベーションに変えることを大切にしています。　

── 実際に作り上げていく過程で、特に大切にされていることについてはどんなことでしょうか。理由も含め、お聞かせ願えればと思います。
見た目や使い勝手はもちろん、メンテナンス、耐久性、重さ、素材、価格など、利用する場面を想定しながら創造することを大切にしています。また作り上げていく過程で、チーム一人一人やクライアント様が素直に想いを伝え合える環境にすることを特に大切にしています。

図面上では決して伝わらない部分も、より良いものとして提供するためです。

── オフィスデザインというお仕事のどんなところにやりがいを感じますか？また印象に残っていることや嬉しかったことなども教えて下さい。
想像力は知識を超えると思っています。相互の想像力で出来る事の幅が広がり、小さな感動が積み重なり、引き渡した後もそれが続いていくことを嬉しく思うことと同時にやりがいを感じております。

オフィスデザインに対しての思いやフォローについて

── 大きくトレンドが変化していく業界の中で、御社が意識されたり勉強されていること、また、オフィス環境が変化することでスタッフにどう作用するとお考えですか？（効果やメリットなど）
機能を超えデザインに意思を持たせること、そしてデザインで人々の心をより豊かにすることを意識しています。また、コンピューテーショナルデザインによるそれまでになかった全く新しい未来のデザインの実現に向けて取り組んでいます。

また、弊社は想像力を抑えないよう一人一人の個性を大事にし、個人の得意分野で活躍してもらっています。高いレベルで仕事をこなし早くに切り上げ、たくさん遊んでほしいと思っています。大切な人と過ごす時間や、色々な場所で知見を拡げる経験は、仕事にも良い影響をもたらすと考えるからです。

そのために、フレキシブルワークを取り入れています。

── 御社にオフィスデザインを依頼した際の、アフターサービスやアフターフォローについて教えてください。
お伺いしても可能な場所であれば、数ヶ月おきに出向き不具合がないか確認し、ヒアリングしアフターフォローを行なっています。また、お伺いできないようなオフィスや住宅等はメールにて状況をお尋ねしています。

御社の今後の展望について

── 今後のOWL Design Officeの展望や目標をお聞かせください。
インタラクションデザインやコンピューテーショナルデザインの考え方が浸透すれば、不満やストレスのより少ない空間を作り出すことができると感じております。更なる発展が望まれ、モノづくりやデザインに対する概念自体を変えデザインの更なる可能性を実現できると考えています。

　　　　　── 貴重なお話をお伺いできて良かったです。ありがとうございました。