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インタビュー

KAMITOPENを取材!お客様の「思い」を形に、をどこよりも大切にしていると評判

KAMITOPEN

今回しょくばオフィスでお話をお伺いしたのは、オフィスや店舗、ホテル、クリニックなど、300件以上の様々な業態の開業を手掛けた実績のある株式会社KAMITOPENです。

株式会社KAMITOPEN
《住所》    〒106-0044 東京都港区東麻布2-32-10 東麻布SSビル4F
《事業内容》  建築設計、土地利用計画、建築に関する出版事業、工業デザイン企画・制作 など
《URL》    http://www.kamitopen.com/

株式会社KAMITOPEN 代表取締役 吉田昌弘氏へのインタビュー

「株式会社KAMITOPEN」は港区東麻布にありますが、依頼があれば日本全国はもとより、海外からの依頼引受けも可能な設計事務所です。

お客様の「思い」を形にすることを得意とし、これまでに数々のデザインを生み出しています。今回はこちらの代表取締役の吉田昌弘氏にお話をお伺いしました。

KAMITOPEN

株式会社KAMITOPENについて

── 早速ですが、まずは御社について教えていただけますか?

我が社は国内外で建築設計や飲食店や学校、美容室などのインテリアデザイン、車のデザインなどさまざまなプロジェクトを手掛けておりますが、必要であれば、土地探しや融資の為のファイナンシャルプランまで協力させて頂いております。

プロの目で見て、その土地の有利な点や不利な点をあらゆる角度からアドバイスさせて頂きます。

吉田昌弘氏について

── 吉田社長はなぜ、デザイナーを目指そうと思われたのでしょうか?そのきっかけとは何でしょうか。

大学受験のときに就職のこと真剣に考えた時、自分の手で何か形になるものを残したいと考え、建築の道に進むことにしました。

大学時代ではバックパッカーで1ヶ月半、ヨーロッパ建築旅行をした際に、ドイツのベルリン・ユダヤ博物館(建築家ダニエル・リベスキンド)を訪れたのですが、コンクリートに囲まれた狭い部屋の中の、高い天井の僅かな隙間から外の光が差し込んでいるだけの真っ暗な空間の中で、それまでざわざわしていた観光客がその空間の中に入った瞬間、嘘のように静まり返り、天井から差し込む光を見あげたのです。

その瞬間、自分も一度でもいいからこんな空間を作りたいと思いました。体験はとても衝撃的で、鳥肌が立ったのを今でも鮮明に思い出します。

KAMITOPEN

── 独立された動機やきっかけを教えてください。

私は大学卒業後、タカラスペースデザインに入社しました。タカラスペースデザインでは6年ほど勤務していましたが、元々30歳で独立することを自ら決めていました。それは、将来のビジョンを考えたうえで、逆算していくと30歳が1番いいんじゃないのかな、と思ったからです。

なので、特に動機やきっかけというものはなかったですね。

独立して最初にいただいたお仕事は、タカラスペースデザインの時からの美容室です。さらに、タカラスペースデザインの時から長くお付き合いさせていただいている「nanas green tea」さんは、大学の同級生から紹介してもらったお仕事でしたが、10年以上経った今でもずっとお付き合いさせていただいています。コストの面や技術、デザイン含め、周りの方から協力いただけているお陰です!

KAMITOPEN

お客様へのデザイン提案や工夫されている点について

── 実際に作り上げていく過程で、特に大切にされていることや工夫していることはありますか?理由も含め、お聞かせ願えればと思います。

私たちは、先ずは依頼がきたらスタッフ全員で市場調査をしてその業態のことを調べます。業態の中身を調べたら、そのあとはコンセプトを決めるために、言葉遊びのように皆で単語を出し合い、そのコンセプトを選び出していきます。

我が社ではデザインの案出しはスタッフ全員で考えるシステムを採用してます。そのため、全員でデザインをします。

最初の工程から全員が関わっていくので、ネタが枯れるという感覚をスタッフはあまり持っていないと思います。もちろん、私の考えが取り上げられることもありますが、スタッフの意見が採用されることも大いにあります。

コンセプトとデザインが社内で別々の人ということもよくあります。

しかし、決めたコンセプトを表現するためのデザインを全員で考えていくので、団結は強いですね!

KAMITOPEN

── お客様との関わりの中で常々意識されていることはありますか?

お客様と信頼関係を築いていく中で大切にしていることは、お客様の要望を聞きすべて叶えたうえで作るように、スタッフにもよく言っています。できる限り全てを受け入れることで信頼関係を築くことができていると思っています。

そのため、スタッフには人との付き合い方など多くのことを教えるようにしています。そしてその中でも職人さんへの接し方は注意しています。仕事は現場が命です。現場を大切にしているからこそ職人さんと直接話を
して、常にお客様との距離を保てるように心がけています。

御社の今後の展望について

── オフィスデザインのトレンドが変化することに対して、御社が意識されている事や勉強されていることはありますか?

弊社のクライアントさまはオフィスデザインにこだわられているお客様が多いので、お打ち合わせに伺う度に新たな発見があり、トレンドの変化を自然と感じます。

── オフィスデザインを依頼した際の、御社のアフターサービスやアフターフォローについて教えてください。

弊社ご紹介の施工御者さまとは10年以上のお付き合いのため、施工後何年経っても問題点を親身に解決していただけます。

── では最後となりますが、今後のKAMITOPEN様の展望や目標をお聞かせください。
私たちKAMITOPENは、日本だけでなく、世界にもさらに目を向けて仕事をしていきたいと思っています。

国それぞれ違えば、もちろん文化も求められるものも異なります。そういうところに面白さや刺激を感じます。そのため、海外で様々な仕事をしながらその国での文化を吸収することで、自分の中の引き出しをいくつも作っていきたいと思っています。

KAMITOPEN

── お忙しいところ貴重なお時間をいただき、ありがとうございました。 御社の益々のご活躍を期待しています。

※写真撮影:全て宮本啓介

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