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オフィス移転祝いの「祝い花」の贈り方。今さら聞けない基本的マナー

取引先が新しいオフィスへ移転をした時には、移転祝いに花を贈ることが一般的です。

しかし、移転祝いの花の贈り方についてよく知らないという人は意外と多く、「今更誰かに聞くのも恥ずかしい」と思っている人も少なくないようです。

  • タイミングはいつが良いのか?
  • どのような花を贈れば良いのか?
  • 花はどのくらいの金額の物が妥当なのか?
  • どのように贈るべきなのか?

など…、色々な悩みや疑問点があるかと思います。

そこでこの記事では、移転祝いの花を贈る際の基本的なマナーや、特に気を付けたいポイントなどについてご紹介します。

この記事を参考に、お届け先の益々の事業発展を願い、お祝いの気持ちを存分に込めて花を贈りましょう!

移転祝いに贈るおすすめの花と予算。避けた方が良い花は?

移転祝いなどの大切な門出を祝う贈り物として贈る花は、生花である胡蝶蘭がおすすめです。

胡蝶蘭には「幸福が飛んでくる」という縁起のいい花言葉があり、豪華な佇まいで存在感があります。胡蝶蘭は比較的丈夫で花持ちが良い植物であることも人気の理由の一つだといえるでしょう。

そして、胡蝶蘭には種類があり、胡蝶蘭の中でもおすすめなのは以下の通りです。

1.三本立ての白い胡蝶蘭

胡蝶蘭の中でも、白い三本立ての胡蝶蘭は、定番で一番人気の胡蝶蘭です。

白い胡蝶蘭には「清純」という花言葉があり、凛とした気品があるため、様々なお祝い事やお供えにも使える万能な胡蝶蘭なのです。

2.五本立ての白い胡蝶蘭

オフィス移転祝いに届けられた花達が立ち並ぶ中で、一際目を引く胡蝶蘭を贈りたいという場合には、五本立ての胡蝶蘭がおすすめです。

五本立ての胡蝶蘭は、三本立ての胡蝶蘭が並ぶ中でグレードの違いが一目でわかる程に、高さとボリュームがあります。

その重量感と豪華な佇まいは、どんなシーンにでも喜ばれる贈り物になるでしょう。

3.紅白ミックスの胡蝶蘭

白い胡蝶蘭は定番であることから、沢山の白い胡蝶蘭を贈られることが予想できます。

そこで、周囲とはちょっと違う胡蝶蘭を贈りたいという人におすすめなのが、紅白ミックスの胡蝶蘭です。

白いお花とピンクのお花がミックスされた紅白タイプのおめでたい胡蝶蘭は、より華やかな印象で、縁起の良い贈り物として喜ばれるでしょう。

4.赤リップの白い胡蝶蘭

白い花弁にリップと呼ばれる中心部分が赤く色づいた胡蝶蘭は、紅白カラーが縁起のいい、可愛らしい印象の胡蝶蘭です。

女性が口紅をつけたような上品な印象で、紅白ミックスとはまた違った華麗な華やかさとエレガントさがあり、女性から特に人気が高い胡蝶蘭です。

赤リップの白い胡蝶蘭は、女性の多い会社などには特におすすめです。

5.白いミディ胡蝶蘭

白いミディ胡蝶蘭は、ものにより差はありますが、通常贈られる大輪胡蝶蘭と比べると50センチ程低く、全体のサイズがコンパクトな胡蝶蘭です。

コンパクトでありながらもボリューム感はあり、置き場所に困ることがないので、様々なシーンの贈り物としても人気を集めています。

小柄でも胡蝶蘭の凛とした華やかさはきちんとあり、値段もお手頃で気軽に贈れるおすすめの胡蝶蘭です。

移転祝いのお花の予算

胡蝶蘭等の生花の相場は、2~3万円というのが一般的です。

これは、一般的に一番贈られている三本立ての白い胡蝶蘭の花鉢の金額の目安になり、ランクを上げたものを贈りたい場合や、個性的な花で目にとめてもらうために、アレンジメントを施したい場合には、さらに高めの予算になってくるでしょう。

移転祝いに避けた方が良いお花

移転祝いにお花を贈る際に、一番おすすめできないのは「造花」です。

ブリザードフラワーなども、美しいもの・可愛らしいものが沢山ありますが、移転祝いに贈るお花には、生きたお花(生花)を選びましょう。

大切な取引先の発展を祝うためにも、生花を選ぶのが一番なのです。

移転祝いのお花はどのタイミングで贈るのがベストなのか?

移転祝いのお花を贈るタイミングは、移転先での業務開始日以降、2週間以内に贈るのが一般的です。

しかし、挨拶状に書かれた日付に移転作業や業務開始が間に合わないケースもあるので、注意しなくてはなりません。

祝い花を贈った移転先がまだ工事中だったり、引っ越し済んでいない状態で届けられないというケースもまれにあるのです。

注文前には移転先の業務開始日を必ず確認するようにしましょう。

そして上記とは違ったケースもあります。

移転披露宴・開所式・竣工式等の式典を実施する場合には、間違いなく当日の朝には到着していなければませなりません。

しかし、配送業者に移転日着で依頼したとしても、朝必着の保証がないため式典に間に合わないかもしれません。

そこでおすすめなのが、移転日前日に届くようにすることです。

前日に届くように贈る際には、相手先の担当者にきちんと確認し了承を得ておく必要がありますが、事前のお届けでも問題ないことが多いです。

移転祝いのお花につける「立て札」の基本的マナー

贈るお花にお祝いのメッセージを明記する際に、一般的に用いられるのが「立て札」です。

立て札の記載の仕方は様々ですが、

  • 移転御祝い
  • 祝移転
  • 御祝

などが一般的に用いられています。

立て札には差出人(会社名と代表者名)の名前を明記し、沢山届いた花の中でも「どこから届いた花なのか」が一目でわかるようにしましょう。

また、立て札とは別にメッセージを贈りたいという場合には、メッセージカードを贈るという方法もあります。

移転祝いのメッセージカードには、心を込めた内容であればどんな内容を記載しても構いませんが、どうしても思い浮かばないという場合には、

「この度は新社屋のご落成、心よりお祝い申し上げます」

といったメッセージを贈ってみてはいかがでしょうか?メッセージが決まらない時には是非参考にしてみてください。

オフィス移転のお祝いには移転先に合わせた生花を贈ろう!

オフィス移転祝いの「祝い花」の贈り方についてご紹介してきましたが、いかがでしたか?

移転祝いに贈る花は生花が一般的ですが、生花は長く持たないというデメリットがあります。

そこで人気なのが、花持ちの良い「胡蝶蘭」なのです。

胡蝶蘭は2~3ヵ月前後は日持ちのする花なので、その美しさを長期に渡り楽しむことができるでしょう。

そして、胡蝶蘭を選ぶ前に、移転先のオフィスの広さを確認しておくことを忘れてはいけません。オフィスの広さによっては贈った胡蝶蘭が場所を取り、邪魔になってしまう可能性も出てくるからです。

「大きくて立派な胡蝶蘭でお祝いしたい」という気持ちがあったとしても、それが逆に迷惑になってしまうこともあるので注意が必要です。

贈り先のことを考えた喜ばれる胡蝶蘭を選んで、ベストなタイミングで贈りましょう!

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