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オフィスの働き方(ワークスタイル)

ランチの後は眠くなる!オフィスの眠気を一瞬で消す12の方法

仕事中に襲ってくる睡魔。ランチの後は特に眠くなりますよね。どうにかして仕事に集中しようとしても意識が遠のきそうになることもあります。

そんな時に、オフィスで簡単にできる眠気を飛ばす方法についてまとめました。

この眠気を今すぐなんとかしたい!という時に是非試してみてください。

あわせて、なぜ仕事中に眠くなるのかその理由も説明するので、眠気を防ぐのにも役立ててください。

オフィスの眠気を一瞬で消すための12の方法

さて、どうにも眠いけれど、今うとうとするわけないはいかない!そんな時に試せる方法を集めてみましたので、オフィスでやってみてくださいね。

1.立って歩く

眠いと思ったら動く!

トイレに立つとか、コピーを取りに行くとか、用事がなければとりあえず立ってオフィスを出て、廊下を歩いて戻ってきても構いません。

手っ取り早く眠気を覚ましたい時には、とりあえず歩いてみてください。

2.換気をする

まず、部屋の空気を入れ換えましょう。空気が淀んでいると眠気は覚めません。

窓を閉め切っているとオフィス内の二酸化炭素濃度が高くなってしまい、そのせいで眠気が抑えられらなくなるのです。

窓のところに立って歩いていくだけでも眠気覚ましになりますし、窓を開けて換気をすれば気分もシャキッとしますよ。

3.首を冷やす

首の後ろの部分は温かくなると自律神経の副交感神経が優位になってきます。だから眠くなってしまうのです。

眠いなと思ったら、ハンカチを濡らして絞り、首の後ろに当ててみてください。

職場の冷蔵庫に、使っていない小さな保冷剤をストックしておいてもいいかもしれません。

4.顔を洗う

とりあえず気分もシャキッとさせたい時には、冷たい水で顔を洗ってみてください。

メイクが落ちるのが嫌だという場合は、タオルを冷たくして顔に当てるだけでも十分だし、目元に当てると気分もスッキリしますよ。

5.仙骨を立てて姿勢良く座る

姿勢が悪くなっているときは前かがみになり、お腹が丸くなっていませんか?

下を覗き込むような姿勢になっていて、肺も潰れてしまっています。このような姿勢では呼吸が浅くなり、酸素を十分に取り込むことができません。

つまり、脳に供給できる酸素の量が減ってしまうため、眠気がやってくるのです。

正しい姿勢で座り、十分に呼吸ができることを意識して座ることが大切ですが、ポイントとなるのが仙骨です。

仙骨は尾てい骨の上にある三角形の骨のことですが、座った時に仙骨がきちんと縦になっていることを意識してみてください。

姿勢が悪いと仙骨が後傾しますが、仙骨が後継した姿勢は背中もお腹も丸まってしまいます。

そうならないように、座った時に「仙骨を立てる」ということを意識すると、姿勢よく座ることができますよ。

6.温かい飲み物を飲む

寝る前のリラックスタイムに「温かいものを飲む」という習慣がある人もいるでしょう。

だったら、温かいものを飲んだら眠くなってしまうのでは?と思われそうですが、逆なのです。

夜は温かい飲み物で深部体温を一度急激に上げることにより、その後深部体温が下がるに従って眠気がやってきます。

日中はもともと体温が高い時間帯なので、「急激に上げる」ということにはなりにくいのです。むしろもともと高い体温をさらに上げることにより体がより活発になり、眠気を解消できるというわけです。

冷たいものを飲んで目を覚ますよりも、温かいものを飲んで体を活動的にした方が仕事はしやすくなるでしょう。

7.ガムを噛む

脳に刺激を与えるために、「噛む」という動作は非常に効果的なことが知られています。

顎を動かすのがポイントなので、ガムを噛んで脳を覚醒させましょう。

ミント系の味のガムやカフェイン入りの物を噛むとさらに効果的です。

ただし、仕事中にガムを噛むということを容認していない職場もあると思うので、気をつけてください。

そんな時は、こっそりミンティアなどの清涼菓子をぽりぽりっと噛んでみてもいいかもしれません。

8.隣の人に話しかける

誰かが話し相手になってくれたら眠気も覚めるでしょう。

もし隣の人が気安く話しかけやすい人なのであれば、世間話でもいいから話をしてみると目が覚めると思います。

私語にうるさいオフィスもあるとは思いますが、そんなに長話をするわけではなく、眠気が覚める程度に話せればいいので、話しかけやすい人に話してみてください。

9.会議で眠くなったら発言する

会議中に眠くなってしまったら、立って歩くこともできないし、顔も冷やせません。そんな時は、発言するのが一番です。

小さなことで構わないので「先ほどの○○の件なのですが」と質問をしてみましょう。

適度な緊張感もあって、すぐに目がさめると思います。

10.カフェインを取る

カフェインには覚醒作用があるので、アレルギーなどがない限りは積極的に取り入れてみましょう。

先ほどの「温かい飲み物を飲む」という事例がありましたから、コーヒーを飲むならホットがおすすめです。

ただし、コーヒーは飲みすぎると胃を痛めることがあるので、1日3杯くらいまでにしておいた方が良いです。

コーヒーが苦手な人は、抹茶でもいいし、カカオの含有率が高いチョコレートでもいいでしょう。

11.ストレッチをする

1時間に1回くらいは体を動かして欲しいところ。デスクに座ったままでも簡単にできるストレッチをご紹介します。

◆伸びをする

定番のストレッチかもしれませんが、簡単なので是非やってみてください。

  1. 椅子に姿勢をよくして座ります。
  2. 両手をまっすぐに上に伸ばします。
  3. 手を交差させて手のひらをつけます。
  4. 上に伸ばして10秒キープ。
  5. ゆっくり右に倒して元に戻る。左も同様に行う。

これだけでも結構目が覚めますよ。

◆肩甲骨を寄せる

  1. 椅子に座ったまま姿勢を良くします。
  2. 両腕を曲げて肘を肩の高さまで上げます。
  3. 肩甲骨を寄せるイメージで、息をすいながら肘を背中の方に回します。
  4. 息を吐きながら手を戻し、これを何度か繰り返します。

肩の疲れにもいいので、ぜひやってみてください。

12.ツボを押す

眠気を飛ばすツボを押してみましょう。

睛明(せいめい)
目頭の上、眉頭の下のくぼみにあるツボです。親指の関節でグッと押してみてください。
合谷(ごうこく)
万能のツボといわれる合谷。手の親指と人差し指の骨が交差するあたりにあるツボです。肩こりにも良いツボです。
百会(ひゃくえ)
頭のてっぺんにあるツボ。耳と耳をつないだ線と、顔の中心線が交わるところにあります。両手の指を使って上から押してみてください。眠気だけでなく、頭痛にも良いツボです。
太陽
眉尻と目尻の間のやや後ろのあるツボです。骨のキワのところを探してみてください。
風池(ふうち)
後頭部の付け根あたり、うなじの外側のくぼみのところにあるツボです。風池を押すと頭に血が巡る感じがします。
中衝(ちゅうしょう)
手の中指の爪の根元、人差し指側にあるツボです。左右満遍なく押してみてください。

ツボなら、何か考え事をしながらでも手軽に押せると思います。

そもそもなぜ眠くなるの?仕事中に眠くなる理由

たっぷり寝たはずなのに、どうして眠くなってしまうのか。それにはこのようなメカニズムがあるのです。

体内時計のせい

いくらきちんと寝ていても、午後は眠くなるように体ができているのです。これは体内時計の仕組みであって、意思の問題ではないんですね。

私たちの体は、起床から8時間後に眠くなるようにできています。だから朝6時に起きたら午後2時ごろには眠くなる。これは自然のリズムなのです。

ランチを食べたから眠くなるのではなくて、食べなくても起きてから8時間後には眠くなるようになっているのです。

午前中の疲れ

午前中に頑張った時は、お昼でリラックスしてその疲れが午後になってどっと出てくる、ということもあるかもしれないですね。

脳も体も疲れているので、眠気は「休みたい!」という体からのサインです。

自律神経の副交感神経が優位になるから

お昼を食べると、食べたものを消化するために胃腸の働きが活発になってきます。胃腸に血液が集まりますし、自律神経の副交感神経が優位になります。

副交感神経は内臓の働きを司る神経ですが、副交感神経が優位になると眠気がやってくるようになっているんです。

だから、ランチを食べると眠くなるんですね。

血糖値が上がって下がるから

お昼にパスタ、サンドイッチなど炭水化物中心の食事をしていると、午後に眠くなることが多くなります。

というのも、炭水化物が多い食事は血糖値を急上昇させてしまうため、下降するのも早くなるんです。

つまり、短時間で血糖値が乱高下するわけですが、私たちの体は血糖値が下がるとお腹も空くし命の危険を感じますから、これ以上エネルギーを使わないように「じっとしていよう」と思うわけです。

だから眠くなるんです。

ブドウ糖不足

かといって炭水化物が足りていないとブドウ糖不足になって眠気が生じることがあります。

ブドウ糖は脳の唯一のエネルギー源ですから、午前中に頭を使ってブドウ糖を消費しているのに補給が足りない場合は、午後になってやたらと眠くなってしまうわけですね。

ランチ後に眠くならないようにする方法

では、ランチの後に眠くならないようにするためにはどうすればいいのでしょうか。

ランチは糖質を少なめにする

血糖値の乱高下を防ぐために、ランチは糖質を少なめにするのがポイントです。

  • 丼物
  • パスタ
  • カレーライス
  • おにぎり
  • サンドイッチ

など炭水化物だけで終わらせないこと。

なるべくサラダやタンパク質のおかずをプラスします。

また食べ方にもポイントがあります。せっかくおかずを足しても先にご飯を食べたら意味がありません。最初に野菜サラダやスープなど、炭水化物以外のものを食べます。

食べる順序を変えるだけでも眠気は防げるので、ぜひやってみてください。

ランチの最後にカフェインを摂っておく

眠気を解消する方法のところでもカフェインを摂るという方法をご紹介しましたが、カフェインは飲んですぐに効くわけではありません。

飲んでから20〜30分くらいして眠気が消えてくることが多いと思います。

ですから、眠くなってからコーヒーを飲むよりは、ランチの最後に飲んでおくことをおすすめします。

その方がカフェインの効き目が出てくる頃にちょうど眠気もやってくるので、眠気防止には役立つでしょう。

昼休みに短い仮眠をとっておく

人間の体内時計を考えた時に、午後眠くなるのは仕方のないことなのです。だったら、お昼休みに少しでも仮眠をとっておくことをおすすめします。

仮眠なのでまるまる1時間眠らないこと。時間としては15〜30分くらい、本格的に寝入ってしまう前に起きるのがポイントです。

深く眠ってしまうと起きるのが辛くなり、余計に疲れてしまいます。

眠気が生じる前に仮眠をとっておくことで、午後の眠気を防止できるでしょう。

眠気が来たら試してみて!一瞬で目が冴える方法

今回は12の方法をご紹介しました。頑固な眠気には、1つといわずいくつか組み合わせて使ってみてください。

眠い時にそのまま座っていても眠気は消えてくれません。とにかく、動くことです。眠くなるのはやる気がないからではなく、人の体の生理機能ですから仕方のないことです。

でもサボっていると思われたら困るので、今回ご紹介した方法で眠気もスッキリ、やる気を見せてくださいね!

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