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デザイン・レイアウトを考える

オフィスレイアウトを工夫して業務を効率化!動線計画を立てよう

オフィスレイアウトを考える上で欠かせないのが、動線計画です。

動線、つまり人が動く経路のことですが、動線がしっかり設計されていると、人の動きがスムーズであり、仕事がしやすくストレスもたまりません。

しかし動線計画が悪いと、コピー機が遠いとか、オフィスの中を歩きづらいなどとてもストレスが溜まります。

一つ一つはそれほど大きなことではなくても、それが積もり積もって業務の効率に影響が出てくるのです。

ですから、オフィスのレイアウトを考える上で動線は非常に重要なポイントです。

後から社員に「ストレスがたまる!」と思われないように、レイアウトを考える段階で、動線も合わせてきっちり考えておきましょう。

オフィスレイアウトを考える上で欠かせない動線の考え方

動線とは、人が動く経路のことです。出来るだけシンプルに、スムーズに移動できるように計画するのが基本です。

動線が悪いとあっちこっちを通らなければならず、ストレスが溜まるばかりでなく、業務が非常に非効率になるからです。

みんなが使いやすいこと

動線計画で最も大切なことは、みんながストレスなく動けること、各設備が使いやすく行き来が楽なことです。

あれこれ考え始めると、ここも必要、あそこも必要と複雑になりがちなので、できるだけシンプルに考えることが大事です。

複雑な動線を引いてしまうと迷路のようなオフィスになってしまうので気をつけましょう。

オフィスレイアウトの動線計画の基本的なこと

それでは動線計画の基本的なことを考えていきます。できるだけシンプルに、複雑にしないことがポイントです。

入り口から伸びるのがメインの通路、そこからいくつかのルートを作るのが基本的な動線計画です。

動線のチェックポイント

まず動線を考えるときにどんなことを考えればいいのか、チェックするポイントをまとめました。

  • メイン通路は明確になっているか
  • 袋小路、行き止まりはないか
  • 災害の時もスムーズに避難できるか
  • 余分な動線はないか
  • 初めて来た人でも目的地にたどり着けるか
  • 通路の幅は法令を守っているか

このようなことをチェックしながら計画を立てていきます。

メインの動線とサブの動線を作る

動線で必要なのは、まず人がたくさん通るメインの通路です。

入り口からまっすぐ伸びている通路で、幅も広めに取ります。すれ違っても接触しない程度の広さが必要です。

メインの動線から伸ばすのが、サブの動線です。

動線がメインのものしかないといくら広くても渋滞が起きますが、サブの動線があれば一時的にそちらに避難することができるので便利です。

メインとサブの動線は明確に区別し、重ならないようにするのがポイントです。

行き止まりがないようにする

この動線を進むと行き止まりで、来た道を戻らないといけないとなると、それが渋滞の原因になります。

ですから行き止まり、袋小路を作らないということが動線の基本です。

例えば仕事で必要な資料を棚に取り入って戻ろうとしたときに、こちらに向かってくる人がいる場合に、そこが袋小路になっていると、すれ違うことができません。その人がこちらにくるまで待っていないといけないということもありますよね。

しかしそのまま別のサブ動線と繋がっていれば、そちらに向かうことができるので移動がスムーズです。

また、行き止まりがあると災害時に混雑して避難が難しくなります。動線は回遊性を考慮して計画することが大切です。

みんなが作業をしやすいかどうか

コピー機や備品の棚など、みんなが頻繁に使うものが、どこからでも到達しやすいような配置になっているかということも重要なポイントです。

頻繁に使うエリアは動線の途中の空間を利用して配置し、組み込んでいくようにします。

無駄のない動きで到達できれば仕事もスムーズに進みます。

通路の幅を確保する

通路の幅は法令で決まっていますので、最低限その幅は確保します。その上で、人が動きやすい幅はどのくらいかということを考えて動線を配置します。

例えば廊下の幅ですが、

  • 片側に部屋がある場合は1.2m
  • 両側に部屋がある場合は1.6m

というのが建築基準法で定められています。最低でもこの幅がないといけないということです。

また、執務室内の通路の幅ですが、これはデスクをどのように配置するかによって変わってきます。

メインの動線は人がすれ違うことを考慮して1.6mは必要でしょう。サブ動線は標準的な通路の幅である1.2mあれば十分です。

デスクとデスクの間は、一般的には90cmほどあれば良いとされています。すれ違うのは少しきついですが、大人1人は十分に通れる幅です。

デスクと背後の幅ですが、立ったり座ったりすることを考えると60cmほどあれば良いでしょう。

もし背中合わせに座っている場合は、その2倍プラスαとして150cmあれば余裕を持って動けます。

  • 座って仕事をしている時の余裕
  • 立ったり座ったりする時の椅子の動き

などを考慮しつつ、空間を無駄なく使いながら仕事をしている人がストレスを感じない程度の幅をとるようにしましょう。

避難用の動線も作る

平和な時はつい忘れられがちな、避難経路も大事なポイントです。

普段は人が通れても、災害時には一度にたくさんの人が移動します。

各自の席から出入り口に到達するまでと、各執務室から非常口まで到達する動線を必ず確保します。その時に、途中で動線が遮断されないことが非常に重要です。

給湯室など火災が起きやすい場所が途中にあったり、ものが落ちてくるような場所を通らない動線を確保しましょう。

また、執務室の中で防災バッグなどの収納場所を奥まった場所にしないなど、すぐに持ち出せるようなルートも考えておく必要があるでしょう。

余分な動線はないかチェック

大体の動線計画ができたら、本当に無駄な動線はないかをよくチェックしてください。

ここも必要だと思って引いてみたけれど、実際にはほとんど利用する人がいないのでは?という通路はないでしょうか。

また、ここをお客様が通るのはまずいのでは?とか、リフレッシュスペースに行くのにこのルートしかないの?と動線の間違いに気づくかもしれません。

無駄な動線があるとその空間が無駄になってしまいます。

その空間を違うことに使えれば、オフィスレイアウト がまた全然違ったものになるので、動線が重なっていないか、余分な動線がないかということを見直してみてください。

実際にデスクなどを配置してしまうと変更するのが大変になるので、こんなはずじゃなかったと思わないように何度もチェックをしてみてください。

自社の仕事のやり方にあった動線を考える

無駄のない動線計画は、仕事をスムーズにし、組織のコミュニケーションも活性化します。

基本的なセオリーはあるものの、やはり自社の特性にあった動線計画を立てることが大切です。

お互いが気持ちよく行き来できるような動線を配置し、上司と部下が気軽に話せるようなレイアウトにすると仕事のスピードも一気に加速するかもしれないですね。

動線はオフィスの血管に当たります。流れがスムーズだと人も健康であるのと同じように、歩きやすい、動きやすい動線を作ることでオフィスの中が活性化するでしょう。

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